Linux Journalをご存知ですか?
ぼくが大学院を中退した後、全くの分野違いなIT業界へ飛び込むきっかけとなったLinux。Linux Journalは、当時まだ黎明期だったLinuxの専門誌という位置づけでアメリカで発行されていた雑誌です。
日本では、LASER5?五橋研究所?のLinux JAPANが日本初のLinux専門誌だったと記憶していますが、その紙面にLinux Journalからの翻訳記事がかなりのボリュームで載っていたのです。
Linux界には、HOWTOやLDP(日本ではJF)と呼ばれる入門者に優しい技術文書を公開する文化がありました。最初はうまく機能していたのですが、徐々にメンテナンスされていない古い文書が増えてきて参考にしようとするも混乱する事も多かったのを覚えています。そんな事もあって、Linux Journal誌を何年間か購読していました(記事も良かったけど広告も楽しみでした)
その後、転職しBSDを触るようになったり、サーバを離れネットワーク分野へ異動するうち、Linuxへの関心も薄れていきました。気がつくと、知らぬ間にLinux Journalは紙ではなくWeb媒体となっていました。RSSリーダには登録して記事が発行されたら目を通していたのですが、去年(2019年8月)Linux Journalを完全閉鎖するというニュースが掲載されました。
それから1年。
Linux Journalが戻ってきた!とのニュースが!! スポンサーは、sourceforgeを運営している Slashdot Media だそうです。日本のslashdotやsourceforgeはゴタゴタしていましたが、本国は大丈夫なのかな?
なにはともあれ、おめでたいニュースです 🙂
本棚を探すと1冊だけ残っていました。2004年4月号です。
手作り感満載の広告 🙂