このサイトでは、主に多摩川上流域での砂金採取について記録を載せています。記事をblog形式で書いている為、辿りにくく思いますので、場所ごとにまとめるページを作成しました。
多摩川というのは、笠取山山頂のすぐ下にある水干(みずひ)を源として、川崎の辺りで東京湾に注ぐ、138Kmの一級河川です。広い流域を持つ河川には、上流から下流へ流れるにしたがい、多数の支流を集め、河川名もころころと変わっていくのでわかりにくいことこのうえありません。
丹波川
その1 その2 その3 その4 その5 その6 その7 その8 その9 その10 その11 その12 その13 その14 その15 その16
その17 その18 その19 その20 その21 その22 その23(2018年掘り納め)
道の駅 たばやま その1 その2 その3
丹波川は、一之瀬川と柳沢川の合流点 ~ 奥多摩湖 までの呼び名です。集落がある付近は開けていて険しい印象はありませんが、集落のある辺りから少し離れると、険しい渓谷、深い淵、急流が繰り返し現れる荒々しい渓相をていしています。
泉水谷
三重河原(三条大橋がかかっている付近)で、丹波川と合流しています。昔、この辺りに砂金が集積していたとの文献を読み2,3度試みていますが、粉以外は採れたことがありません。この谷の奥には明治後期から昭和初期にかけて小学校などもある村があったそうです(本格的な砂金採取の記録は読んだことがありません)
黒川谷
三重河原から100mほど上流で、丹波川と合流している。黒川千軒で有名な黒川金山跡から流れ出している。粉は多いのだが….
柳沢川
多摩川源流から流れる一之瀬川と合流して、丹波川となる。柳沢川に流れ込む沢筋での砂金採取の記録はあるが、失敗に終わったようだ(黒駒勝蔵らが掘ったと言われている)
一之瀬川
心霊スポットで有名(?)な花魁淵付近で、柳沢川と合流し、丹波川となる。大常木谷や龍喰谷も途中で合流する。上流部に開けた一之瀬高原には、キャンプ場や民宿などがある為か、たまに泡立っていたりします。粉金のみ確認。
龍喰川(谷)
将監峠を源頭部に持つ沢。名前からうける厳ついイメージはなく、明るく苔むしてキレイな谷である。中流部に龍喰金山があったと言われている。この谷でも粉金のみ確認。
大常木川(谷)
谷までのアプローチが長く、ちゃんと採取を試みていない。
高橋川
東京都水道局の落合出張所付近で柳沢川に合流する。小さな流れで、金雲母が多い。ここも粉のみ確認。