今年の夏は、仕事の関係で砂金掘りも山もあまりできなかった印象がありました。秋になって少し落ち着いてくるも、なぜか週末を狙うかのように台風やら秋雨が続き、砂金掘りにもキノコ狩りにも行かれず。
ふと気がつくと12月です。ここ数週間は気温も低く、今年の堀納めができそうな日を狙っていました。12月2日、風は強いものの天気は晴天という予報。気温は最低-1, 最高7度。陽が当たっている所ならばそれほど寒くないかな?と堀納めに行ってきました。
堀納めにゴー!
金曜日に仕事から帰宅、準備をして家を出たのが3時30分…奥多摩辺りで路面凍結注意報が出ていたのであまりスピードを出さずに(いつもゆっくり運転していますが)丹波山へ向かいます。道の駅に到着したのは、予測通り6時でした。
いやはや、寒い。摂氏2度です。寒すぎるので陽が出るまで仮眠です…
いつも通り寝坊
車内の仮眠もだんだんと慣れてきたもので、毎回すこしずつ快適になっていきます。冬の時期、最も大切なのは最初に陽が当たり始める場所に駐車する事。そうしないといつまで経っても暖かくなりません。快適になると仮眠のつもりが寝過ごしやすくなるのも仕方ないことで目が覚めたら12時でした(笑
車外へ出てみると晴れて陽が当たる場所では暖かいのですが、予報の通り風が強く、気温もわりと低めです。やはり風があると体感温度が下がりますし、川の水で濡れるとさらに寒く感じる事でしょう。
スタートはいつも午後
というわけで、13時頃川に降りてメガネ堀りのスタートです。冬の陽はすでに天頂を過ぎ、活動できるのはあと数時間という所でしょうか。
川の水温はかり低く、手袋をしていても冷たさが伝わってきます。更にぼくがつかっているウェーダーは安いものなのでこちらも冷たさが生地を通して伝わってきます。ヒートテックのタイツをはいてくるのを忘れてしまった!
秋の大雨の後からこの場所で砂金掘りをしていないため、今年お世話になった溝を丁寧に掘っていきます。
キラッ
一粒取れました!よかった。
と普段ならここで根気が尽きてしまうところですが、今日はなんせ堀納め(のつもり)ですから、もう少しがんばってみることにします。
とその前にコーヒータイム。
実は、ぼくのウェーダーの右足膝下のとこかに微細な穴があるようでして、水圧を感じる程度の深みに入ると浸水するんです。夏場は気持ちいい程度ですみますが、今は冬。体が芯から冷えてきます。
お湯を沸かすストーブに手を当てても、暖かいコーヒーを飲んでも震えが止まりません。ちょっとヤバイそう。焚き火でもするか?と周りを見ても流木は湿っていて苦労し沿う。しかたないので、まだ陽が当たっている場所へ移動ししばし日向ぼっこ。太陽は偉大です。
寄場をみつけた
さて、コーヒータイムと日なたぼっこで少し寒さも和らいできましたので、スルースを設置しようかとうろうろと散策です。台風 + 秋の長雨の影響で堆積が積もっているだろうと考えて、今回はスルースボックスも持ってきたのです。
教科書の記述を思い出しながら、ふと岩の下流側を覗くと!!!ここは寄場だ!
なんということでしょう。この場所には、何回もそれこそ10回以上来ていますが、今までこの岩の下流側を覗いたことなんてありませんでした。教科書の通りの場所なのになぜか溝の中ばかり気になって・・・
今年の目標として、4つの目標をたてました。そのなかの一つ「寄場を見つける」を最後の最後で達成することができました。
来年の堀始めもココかな~