龍喰谷 その1

龍喰谷

山梨県に柳沢川(丹波川)へ流れ込む一之瀬川という川があります。その一之瀬川に合流する龍喰沢があります。名前から想像するイメージとはダイブ違っていて緑豊かで苔むした静かな沢です。渓流釣りを楽しむ方や沢登りの方など比較的人が入っています。

この沢の中流域に龍喰金山がありました。具体的な場所は文献を調べてもあまり触れられていないのですが、沢沿いにいくつか小さな坑道が穴をあけています。

周辺には金場沢、精錬場の滝、精錬場尾根それらしい地名もバッチリ確認できます。さらに源流域から少し登ったところには、牛王院平金山(まだ行ったことが無い)があったそうです。龍喰金山は産金量が少なかったのか試掘程度だったという話もありますが、この沢は採れそうな気がして一度ちゃんと砂金採りをしてみたいなぁと思っていました。

最高気温は30度超えの予想

7月3日の予想最高気温が30度を超えていてこれは川で水遊びだとでかけてみました。本当は2日に行きたかったのですが、予定があったので。。。

あまり早朝に沢へ入ると釣り人や沢登りの人たちとかち合うので、いつもどおり「道の駅たばやま」でのんびりして時間をずらしてから出発です。当日は道の駅でじゃがいも祭り開催日だった関係で、朝からテントの設営やら巨大な鍋が運び込まれたりと、珍しく慌ただしい雰囲気でした(普段はのんびりとした道の駅です)

道の駅から塩山方向へ411号線をしばらく進み心霊スポットとして有名だった花魁淵を越えると一ノ瀬林道への分岐があります。道が少し細いので対向車が来ないことを祈りつつ進みます。大常木谷への降り口を過ぎしばらくいくと一之瀬川と竜喰川の出合いの少し下流辺りに一之瀬川への降り口があります。車が4台ほど停車できます。

上流側から見たところです。左に一之瀬川。後ろに石楠花橋です。
降り口到着は9時頃でしたが、先に車が2台停まっていました。降り口は真ん中の車の後ろ辺りです。

 

結構急斜面ですが、滑らなければとくに問題なく一之瀬川まで下りることできます。

一之瀬川右岸は岩壁となっているので、左岸へ渡渉してから上流にある出合いへ向かいます。今年は水量が少ないようで、ヒザ下で渡渉できましたが普段はもう少し水量がある気がします。

踏み跡がしっかりしているので、外れないように100m弱上流付近で、左岸から龍喰沢が合流しています。写真では右側が龍喰沢、正面が一之瀬川です。

みてわかるように龍喰沢出合い付近はナメになっていて、この岩盤の裂け目が気になっていたのです。

 

さっそくザックを置いて砂金を探します。一つ上の滝付近までナメになっています。

が!まったく金色にキラっと光る物が無いのです。1時間ほどがんばってみましたが、粉がいくつかあっただけで期待していたような粒は採れませんでした。残念。

 

こういう固い岩盤の場合は、裂け目に砂金が刺さると聞いていたのですが・・・見当たりません。もしかするとすでにこの沢からの金の供給は無くなって久しいのかもしれませんが、どうも想像していたのと違うような気がしてきました。どのように砂金が溜まるのでしょうか。少し遡行して根気よくやってみればよかったのかもしれません。

結局、1時間ほどで飽きてしまいコーヒーを沸かし沢の涼しい空気を堪能してから戻りました。
※沢の水は飲まないほうがいいです。上流で鹿の腐乱死体を見かけたことがありますし、鹿の骨は結構転がっていますので。

この苔むした静かな谷は、沢登りのコースとしてそれなりに人気があるようです。また、渓流釣りをする方々も多いので、ここで砂金採りをする場合は、周りに迷惑をかけないよう注意が必要ですね。

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