丹波川 その20

9月に入り、夏と秋の隙間な季節に突入です。夏は終わったけれど、紅葉、キノコにはまだ早いという、観光地としての丹波山村は一時的に閑散期となっています。

そんな折、ちょうど予定が空いたので、予報では雨が降りそうではありますが、砂金採取と温泉を楽しみに静かな丹波山村へ出かけてみました。

いきなり失敗

仕事から帰り、のんびりしていたら、気づくと午前3時を回っています。慌てて道具を車に積み込み、出発するも4時15分。だんだん出発が遅くなります。道の駅への到着は7時ころでした。

普段ならば、軽く仮眠をしてから遊ぶところですが、来る途中で雨に降られ、天気予報でも午後から雨との予報が出ていました。雨が降ってきたら寝ればいいやと、8時ころからいそいそと川へ向かいました。

ここで大失敗に気づきます。なんと、カッチャを家に置いてきてしまったのです。

今回は、積もっているであろう堆積を流そうかと、珍しくスルースを持ってきたのに大失態です。かろうじてプラスチック製の移植ゴテモドキはザックに入っているのですが、壊れるまでに何回掘れることやら。

幸いなことに、メガネ掘りの道具は積んできているので、新しい砂金の供給があるかもしれないなーと、行き先変更して、メガネ掘りができる寄せ場へ向かいます。

そんなに甘くなかった

前回来てから、だいぶ雨が降り、川の水も増水しています。少しは供給されているかもしれないなとメガネ掘りをはじめましたが、全く無い。うーんと周りを見回すと、水が増水しているので普段は水面から出ている盤が、今は水面下にあります。これはチャンスかもしれないと、今まで掘れていなかったところを重点的に掃除していると、なんとか少し回収する事ができました。

そうこうしているうちに、空が更にどんよりしてきたかと思ったら、大粒の雨が落ちてきました。山のほうにもずっと雲がかかっていますし、増水も怖いのでそろそろ切り上げ時です。

さて、どうしよう?

今日は朝から川へ降りたので、この時点でまだまだ午前中です。温泉へ行くにはまだ早いし、せっかくスルースを持ってきているので、堆積が溜まっていると思われる場所へ向かい、そこで昼寝をする事にしました。

雨はだんだんと強くなり、気温が下がってきて、お昼寝にはいい感じです。こりゃいいやと、早めのお昼ご飯を食べてから、お昼寝タイムです。

ふと暑さで目覚めると、先ほどとはガラリと風景が変わって上空には青空が。そして夏のような強い直射日光で汗だくで目覚めました。暑いので、サンダル(ドンキで980円)のまま、川へ入り、久しぶりのスルースボックスをセット。心もとないプラスチック製移植ゴテモドキで、堆積をガリガリはじめました。

バケツ3杯分流したところで、移植ゴテモドキがバキっと割れてしまいました。残念!ここまでです。

スルースを引き上げて、パンニング皿でお楽しみタイム。ピンセットで摘めるのは1粒のみ。

あとは粉金でした。一応、粉金もスポイトで吸いましたが、砂鉄と分けるのがしんどくて、そのままお持ち帰りすることに。暇な秋の夜長の時間つぶしにはちょうどいい・・カモ?

ゴロリと寝転がって空を眺めると、青空に秋の雲がきれいです。癒やされます。今回は嫁さんは来ていないのだけれど、連れてきてあげたかったなーと、流れる雲を見上げながら考えているうちに、いつのまにか寝てました(笑)

温泉へゴー

少し涼しくなった風に目を覚ますと、日が落ちかかっています。時計は15:00を半分くらいまわったところ。そろそろ道の駅へ向かい、温泉へ入るのにはいい時間です。

道の駅で季節のフルーツ味ソフトクリーム(桃)を舐めてから、のめこい湯へ向かうと、なんと川の流れが変わっています。いつもの川筋に加えて、カーブの内側にもう一本新しい流れができています。盤の上を流れていたら、メガネ掘りをする鹿!と川まで降りると、残念ながら盤のある所は中洲になっていて川底は大きめな石がゴロゴロでとても砂金掘りをするような雰囲気ではありませんでした。

気を取り直して温泉へ向かいます。

今年の6月からのめこい湯の価格設定が

  • 時間制限無し
  • 一律価格 900円

と変わりまして、ゆっくりと温泉を楽しむ向きには改善なのかもしれませんが、丹波山村の自然を楽しみ、帰りがけに汗を流すという方々には、少し厳しい価格設定かと思われます。特に登山客はかわいそうです。バスの出発時刻まで、時計を気にしつつ1,2時間入るだけなのに、朝から入っている方々と同じ価格というのはすこし割高感を感じてしまいます。

この一律価格設定を採用した理由は、よくわかりませんが、「退館時の時刻チェックの手間を省く」というのが理由だとしたら、午後〇〇時以降は、600円。みたいな感じにすればいいのになーむしろ、そうしてほしい。

などと考えながら、汗を流し温泉にゆっくりと浸かります。夏の間の喧騒は遠ざかり、静かなのめこい湯を楽しんでいると、先ほどの価格の不満などすっかり忘れてしまいます。

子供が少ないので、2Fの休憩所も静かなもので、お蕎麦をすする音が響き少し恥ずかしい。

お蕎麦を食べ終わり、2F休憩所のリクライニングチェアでうたた寝をしていると18:00。ラスト1時間。外は暗くなり、露天風呂が幻想的な雰囲気に包まれるひとときです。露天風呂につかりながら、ぼんやりとしているうちに、みなさんさっさと上がられて、まるで貸切状態。癒やされます。

18:40、あまりギリギリまでいるとご迷惑なので、そろそろあがります。体を拭いて服を着ていると、18:50に蛍の光が流れ始めます。

蛍の光を聞きながら、温泉を後にします。今日もいい休日でした。

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