いろいろなサイトで紹介されていますが、メキシコにある水中洞窟が、古代人の鉱山跡だったのではないか?という研究結果が公開されています。
[参考] GIGAZINE 海中遺跡が「1万年前の古代人の鉱山」だったという研究結果
この水中洞窟は、最終氷期から完新世のはじめ頃(13000 – 8000年前)まで、陸上にあり、その後水没したと考えられているようです。
水中の映像が美しい
「へーそうなんですね」とスルーしましたが、研究者のインタビューがYouTubeへアップロードされていて、この動画が美しい!一見の価値ありです。
ダイバー(研究者)が360度カメラで洞窟内を撮影し、その画像から3Dモデルを作成しています。360度カメラでの撮影と測量している風景もYouTubeの動画に載っています。
水中洞窟は美しいけど恐ろしい
学生時代に洞窟探検サークルに所属していた事は、以前書いたような気がします。ぼくが所属していたサークルでも地底湖へ潜る人がいました。水中洞窟は透明度が高く美しい反面、とっても恐ろしい場所です。
動画の3:40付近で、ボンベを引きずりつつクラックへ潜っていく様子が見られます。これ途中で体が詰まったら・・・と考えるとものすごい恐怖感に襲われます。
ほとんど対流が無いタイプの地底湖では、積もった塵を巻き上げないようなあおりが要求されます。着底しただけでも塵を巻き上げ視界不良になってしまいます。視界不良が起こると、帰路を見失う危険も考えられます。そう考えると、これまた恐怖です。
以前、観光で宮古島を訪れた時、有名なダイビングスポットである「魔王の宮殿」や「通り池」を潜りました。両方ともある意味、(広い)水中洞窟でとてもきれいでした。本物の地底湖は、もっともっと美しいのでしょうねぇ。
「水中洞窟が古代人の鉱山だった」という話題について書いていたハズが、鉱山話ではなく、水中洞窟話になっていましました。また沖縄で潜りたいなぁ。