週末に用事があったり、体調が悪かったり、足が痛かったりでここ3週間ほど川へ行っていません。blogを書くネタが無いので本の紹介などしてみます。
以前も書いた気がしますが、新しい趣味を始める時には同好の人を探して教えてもらうのが一番です。今はインターネットを使うことで比較的簡単に探すことができるかもしれません。
ただ、教えてもらうにしても基本的な事柄は抑えておきたいものです。
これまた繰り返しになりそうですが、ぼくの場合はこんな感じでした。
- 元々砂金には興味を持っていたけれど、きっかけが無かった
- 湯之奥金山博物館で体験した
- 自然の川で試してみた(ぼくの場合は丹波川だった)
- 全然採れなくて、何冊か本を読んだ
- ネットで教えてくれそうな人を探し、連れて行ってもらった
最初に読んだのはこの本
※ 砂金採取方法については、ほとんど参考になりません。
書名: 信玄の黄金遺跡と埋蔵金 – 甲駿の巻 –
著者: 泉 昌彦
出版社: ボナンザ
昭和50年 8月1日発行
356ページ
もっと参考になる本があるんじゃないの?というツッコミが来そうですが、ぼくが砂金に興味を持ったきっかけは、この本を読んだ事からだったので、本の紹介はまずこの本からしたかったのです。
昭和50年というと、1975年ですから今から40年ほど前に発売された本ということになります。もちろん、絶版なので古書店などで入手するしかないわけですが、先日近所の古書店に1000円で並んでいました(ぼくが買っちゃいましたけどネ)のでそれほどレアというわけではないと思います。
一言でいうと、山梨県の金山開発、山金採掘、砂金採掘に関わった人々の歴史が微に入り細に入り書かれています。この本を読むと砂金をとりに山へ入りたくなります。
ただし、今から40年前に書かれた本ですから、この本の内容を信じて現地へ行くとあまりの変わりように愕然とします。滝は無くなっていたり、お寺が綺麗に建てなおされていたり、道がなくなってたり。時間の流れを感じます。おっきい砂金粒を採った話、川底一面金色に光っていた話、埋蔵金の話なども昔話程度に読むのがよろしいかと。
大きく分けると2つの地域を扱っています。
・丹波川近隣の金山とその土地の歴史
・富士川流域の金山とその土地の歴史
今まで丹波山ばかりでしたので、身延下部方面へも行ってみたいなと思うのですが、自宅から少し遠くてなかなか足が向きません。時間に余裕ができたらのんびりと温泉に浸かりながら早川あたりでやってみたいものです。