[書籍] 金山発見法 (昭和15年発行)

国会図書館をご存知でしょうか?利用したことはありますか?

国会議員の先生方をサポートするために作られた図書館ではありますが、
日本国籍を持つ成人なら誰でも利用することが可能です。

都心の国会議事堂近くにあり、行くのも大変で、普通の人々にはあまり縁が無さそうな国会図書館ですが、実はインターネット上から便利に利用する事ができるのです。

デジタルコレクション

国会図書館では、10年ほど前から図書をスキャンしデジタルデータ化するプロジェクトが進められています。デジタルデータ化された図書は、
3種類に分類され公開されています。

  • インターネット上から閲覧可能
  • デジタル化資料送信サービス参加図書館で閲覧可能
  • 国会図書館内でのみ閲覧可能

このサービスの素晴らしいところは、著作権の保護期間が満了した資料は、インターネット経由で国会図書館からPDFでダウンロード可能なところです。

先日のリリースで、「公開範囲がインターネット公開(保護期間満了)である資料」については、一括してPDF形式でダウンロードできる機能が実装されました。とっても便利です!

確かに古い資料なのではありますが、昔の鉱山やその土地の風俗など面白い物がたくさん眠っています。

国会図書館デジタルコレクションのページで検索、閲覧、ダウンロードを行うことができます。

金山発見法

仕事の空き時間に検索をかけていたら、「金山発見法」というタイトルが目にとまりました。

軽く閲覧すると面白そうなので、PDFでダウンロードしてみました。

目次をみると分かるように、伝説、歴史、発見する方法、発見した時に権利を獲得する方法(鉱業権の事ですね)、さらには経営の実例までまとめて紹介されています。この時代には、鉱山を発見して一攫千金を狙う人が多かったのでしょうか?

更に砂金の採りについては、国内外の道具の紹介も網羅されています。

タイトルと一番最初の炭焼き長者(埋蔵金伝説ではメジャー)からは想像も付かないほど濃い内容です。濃すぎて難しいので、金鉱脈や砂金の箇所のみを拾い読みしました。

  • 普通の人は、黄銅鉱や雲母を砂金と間違いやすい
  • 石英脈に金が混ざることが多い
  • 硫砒鉄鉱なんかにも混じりやすい
  • 柴金は「みよし掘」で掘られた
  • 大粒の砂金は急流に留まる(ほんと!?)
  • 小粒は流れが緩やかになった辺りに溜まる(うむうむ)
  • 川だけでなく段丘面にもあるよ
  • etc, etc

今でも通用する知識が、難しい漢字で書かれています。ぼくはタブレットにいれて通勤時間にちらちら読んだりしています。あっという間に寝られますが(笑

書籍データ

書名: 金山発見法
著者: 科学画報編輯部 編
出版社: 誠文堂新光社
昭和15年発行(1940年)
235ページ
国立国会図書館デジタルコレクションの書籍へのリンク

目次

・ 金山発見の伝説
・ 銀山発見の歴史
・ 近代における金山発見
・ 外国における金山の発見
・ 金山発見の予備知識
・ 金山発見の方法
・ 発見後の処置
・ 経営の実例

詳細な目次

(国立国会図書館デジタルコレクションより転載しました)

(国立国会図書館デジタルコレクションより転載しました)

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