丹波川 その38 – ほとんどボウズ (2020.11.28)

11月最後の週末、寒いかな?と思いつつも、掘り納めに相応しい砂金を求めて丹波山村へでかけてきました。

11月中旬からGoToほにゃららの影響なのか、はたまた一部の国に対する入国制限解除の影響なのか、それとも湿度や気温の影響なのか、急速に陽性者数が増加しています。しかし、この時期に河原へ降りるような人は居りません。道の駅では気をつけて、川では自然を満喫です!

いつも通り深夜ドライブで道の駅に到着。寒いですが、家を出る時に湯たんぽを作って来たのでポカポカで仮眠。起きたら9:30でした(笑)

寒い時期の車内での仮眠には、湯たんぽが最適です。1リットル以下のサイズならば、冷めてしまったとしても、2日目以降使う事となったとしてもお湯を沸かしすぐに補充できて便利です。

カレンダーゲット

今回の目的の一つは「丹波山村カレンダー」の購入です。「フォトコンテスト丹波山百景」から厳選された、丹波山村の美しい風景が月替りで見られるので毎年楽しみにしているのです。過去の入賞作品の他、1998年からのカレンダー採用作品を「丹波山百景写真館」で閲覧できます。

これは・・・やまびこ橋からやまびこ庵方面の撮影だと思います。空には星が写っているので夜にバルブ撮影で月明かりかしら?綺麗ですねー

カレンダーは道の駅の売店で購入できます。値段は300円。嫁さんのお土産に、お野菜を少し買ってから、いよいよ川へ出発です。

現着

陽が当たる場所は割と暖かく感じますが、日陰へ入ると途端に寒くなります。丹波山村は谷が深く、冬の太陽はすぐに山陰に遮られてしまいます。

それでも青空、終わりかけの紅葉、舞い落ちる枯れ葉、柿の木を見ていると癒やされます。

美しいです。夏ならばここで昼寝を・・・となるところですが、川に沿って風が吹くのでとっても寒いのです。水温はそれほどでもないのですが、北風が寒い。

そして、今日は不思議なことに川の水がとても濁っていました。透明度20cm位。ほとんど川底が見えないので渡渉するのがとても怖く感じます。前日の27日は東京では小雨が降っていました。山際ではかなりの雨が降ったのかしら?それにしては水量が増えていないなぁ?(※ 後ほど原因が判明します)

透明度20cmではメガネ掘りは厳しいので、陸に出ている盤を洗ってみるも、金属ゴミも寄せていません。かろうじて一粒。0.5mm(笑)

河原散歩

0.5mm では悲しすぎるので、車を停めた付近から上流/下流へ歩きまわり寄せそうな場所がないか探検です。掘り納めのために!来年のために!

・・・・・ 😥

うろうろと上流方向へ300m、下流方向へ600mくらい歩きました。広範囲に盤がでているところもありますが、軽く掘っても洗っても金属ゴミはほとんど有りません。キラキラと光るは金雲母のみ。ここはありそうだなぁと感じる所は、堆積が厚く掘る気になれません。

普段、新しい場所へ行く時は、google map等の衛星写真で事前調査を行います。しかし、この辺りは川幅が狭くて谷が深い為、山の陰になってしまい川が衛星写真に写りにくいのです。なので歩いてみるまで様子がよくわからないのです。

そうこうしているうちに12時を過ぎ、陽が山に隠れてしまいました。途端に冷たい北風が体温を奪っていきます。川の両岸は急峻な斜面になっていますが、その斜面に畑、わさび田、植林された森が散在しています。

これなら絶対アレがあるだろうなーと探すと見つけました。大きめの岩の影に焚き火の跡。ここ最近、焚き火をする機会はほとんどありませんでしたが、地元の方が作った(と思われる)焚き火跡にお邪魔して、お昼にしました。

火の粉を飛ばさないよう風に気をつけて作った小さな焚き火ですが、暖かい!昔は沢登りなど行けば普通に焚き火を作りましたが、最近はいろいろとマナーが変わってきているようですね。

薪が灰に変わるまで焚き火を楽しんでから、水で流します。前の人が残した炭も灰になりました 🙂

のめこい湯

焚き火の遠赤外線でポカポカですが、やはり最後締めは温泉です。

全国的にコロナ陽性者数が増えている為なのか、それとも、紅葉が終わりかけだからなのか不明ですが、お客さんが極端に少ない。

食堂もガラガラだし、浴室内もガラガラ。いつも結構混んでいる露天風呂も今日はゆったりと浸かれます。ゆっくりと暖まっていたら18:30には最後の一人に・・・

砂金は採れなかったけど、良い週末でした。

川のにごりについて

のめこい湯の受付係の方に川の濁りについて聞いてみると、村営釣り場から村役場にかけての河原で大規模な工事が行われているそう。重機を使い掘り返しているので、その影響で川の水が濁っているそうです。2019年秋の台風では、丹波山村でも大きな被害がでました。村営釣り場は土砂で埋まり、清水橋から河原へ降りる道は流失、ぼくが知っていた寄せ場も埋まってしまいました。更には林道一ノ瀬線の片側は、いまだに復旧の見通しが付かずという状況です。

村営釣り場に流れ込んだ貝沢の砂礫は、夏のトップシーズンに間に合わせる為に急いで工事されていたようですが、本流の工事は今が本番なのかもしれませんね。

↑ 2020年2月29日撮影

↑ 2020年8月22日撮影

この丹波山村役場近くの工事がいつまで続くのか分かりませんが、渓流釣りが解禁される 3月には終わっていると思われます。

砂金掘りが趣味の方々には書かずともおわかりの事と思います。

来年が楽しみです。

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