丹波川 その34 引き続き新しい場所探し(2020.09.05)

台風が接近中の週末、午後から雨天予報なので、午前中だけでもと出かけてきました。台風で激しい増水が起こると、川相が一気に変わり、また大量の堆積が出現してしまうかもしれませんし。

少し行きにくいところへ

ぼくの嗜好もあるのですが、今まではなるべく金山に近いところを狙ってきました。上流へ行くと水はきれいだし、人は少ないし、いいこと尽くめです。しかし、その一方で、金は供給源に近づくにつれて荒々しく小粒になっていきます。

今回はあまり時間もなく、突然の豪雨による増水が怖かったので、いつもりより少し下流へで新しい場所を探してみました。

実はここ過去に一度だけ訪れた事があります。国道411号から川へ降りるまでが、個人的にとっても大変でドキドキしちゃうのです。

緩いカーブの内側に、少し風化した岩盤が続いています。過去に掘ったこともあるのですが、金属ゴミがとても多いのに、なぜか砂金は無いという・・・

今回も金属ゴミが山ほどでてきますが、光るのは金雲母のみ。このでっかいボルトが出てきたところを重点的に掃除していると、岩の割れ目に金色の筋が!

きっちりと隙間に潜り込んでいる砂金は、背中しか見えません。パッと見では、金色の筋にしか見えない事が多いのです。これを取り出す時は、周りの岩をコンコンと叩くのがベスト。

背中しか見えていない時は、なにか黄色い筋(?)程度でした。周りを何度か叩くと顔を出してくれました。確実に金と判明したら、あとはバールのような物を差し込んでバキっと。

良いサイズ!!しかーし、隙間に入っていただけに「とっても薄い」。丹波川では、良いサイズの砂金は薄い物ばかりです。もう少し立体的な砂金が欲しいなぁ。

引き上げ

上流方面に雲がかかってきて、川に葉っぱが流れ始めました。引き上げの合図です。エイッと立ち上がると、ウェーダーの靴底がペロっとめくれました。

あぁ・・・実は、先週はがれまして、耐水性にすぐれているといううたい文句の接着剤で接着してきたのですが、ダメだったようです。ゴム面に傷を付けてもう一度チャレンジしてみよっかなぁ。

更に悪いことが続きます。靴底のフェルトがめくれ、バランス崩して手を付いたら、たまたま「ひっかき棒」を握り込んでいて、そのまま地面にドン。

親指痛いです。手を水に浸けしばらく様子をみてましたが、紫色にすらならないので、大丈夫そうです。とっても痛いですけど。

2粒つまめました

帰宅してからのお楽しみタイム。

あまり面白い形はしていませんでした。べったんこでのっぺりしています。

でもでも、少し大きいし!重いかもしれないし!

以前、教えて頂いたように、1g(1円硬貨)を載せた状態で”0″に調整します。こうする事で、より正確に重量を量ることができるようになるのです。

0.18gですか、そうですか。

1gを超える砂金ってどんだけ大きいんだろう?丹波川でもどっかの深みに大きいのが沈んでいたりするんでしょうか。いつか見つけられると良いなぁと思います。

 

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