[書籍] 山梨県 地学のガイドを手に入れた!

コロナ社が発行している地学のガイドシリーズという書籍があります。各県の地質についてまとめられていて、山梨県へよくでかけるぼくとしては、どうしても手に入れたい一冊でした。

しかし、東京都や神奈川県版は書店で見たことはあるけれども、山梨県版は書店で見かけたことがありません。もちろん、絶版となっていて、再販,重版予定は無し。

以前、明倫館書店で見かけましたが、強気の1万円位の値付けで驚いた記憶があります。

このような書籍こそ、電子化して欲しいものです。

ヤフオクで落札!

ヤフオク(ヤフーオークション)は、サービスを開始した頃よく利用していました。新品はとても買えないようなCisco Catalystシリーズ、Extreme Summitシリーズ、SunのSparcStationなどなど、業務用機器の中古品が捨て値で出品されていて、購入して個人で楽しんでいました。

それがだんだんと業者が買い漁るようになってきて、安い価格で出品されても相場と呼ばれる価格帯に収束するようになってしまいお得感が薄れていきました。

ところがつい先日、菊水電子工業のコンパクト安定化電源を購入したのがきっかけで、定期チェックをするようになると、書籍に関しては業者による買い漁りが少ないと気づきました。もちろん、ちょっとおかしいんじゃないか?と思うような値付けもありますが、概ね、BOOKOFFよりやすい場合が多いのです(※ 送料が別途かかるので注意は必要)

そんなある日、ヤフオクアプリを眺めていると、山梨県版の「地学のガイド」が出品されているのが目に入りました。価格は、ほぼ定価の2500円。即入札です。オークションサイトでは、終了直前に入札したほうが良いとよく聞きますが、どうなのでしょうね。

無事に落札できました!

届いた本をさっそく開いてみると書き込みはありますが、破れて読めないような箇所は無し。購入できてラッキーでした。書き込みの箇所をみると、前所有者は、水晶と化石が好きだったようで、大月付近、身延付近、黒平などへでかけていたようです。

ぼくが真っ先に読みたいのは、ホームリバーの丹波川周辺の地層解説です。が、短い。短いながらも落合集落から一ノ瀬、羽根戸橋(新鮮な露頭だそうですw)、と続きます。金の事には全く触れられていないのが不満ではありますが、欲しかった本を入手できて満足です。

書籍データ

書名: 地学のガイドシリーズ19 山梨県 地学のガイド – 山梨県の地質とそのおいたち –
著者: 田中 収
出版社: コロナ社
昭和62年 8月 20日発行
282ページ

目次

第一章: 山梨の地形
第二章: 山梨の地質とそのおいたち
第三章: 山梨県の地学めぐり
・南アルプス国立公園, 南アルプス巨摩県立自然公園地域
・秩父多摩国立公園地域
・富士箱根伊豆国立公園地域
・八ヶ岳中信高原国立高原地域
・四尾連湖県立自然公園, 富士川流域
・丹沢山地北部,桂川流域
・甲府盆地地域
第四章: 山梨県のすぐれた地球化学的自然分布

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