大人のやりなおし 中学地学

地質について学び直したい。いやいや違う、ちゃんと学んでいないので、基礎から学びたい。と思い、この本を手に取ってみた。

ちなみにぼくが中学生の頃、地学の授業はあったのかもしれないが、きちんと勉強をした記憶はほぼ無いに等しく、高校受験で地学は使わなかった。高校になり地学を履修したかったが、化学と物理の授業しか無かった。大学の学部時代は、助教授が趣味で開いていた地学同好会に出入りしていたが、先輩(女性)の卒業と同時に同好会を閉じられてしまった!

と興味はあったがなかなかきちんと学ぶ機会が無かったのが、この年になって再び興味を持つとは、人生なにがあるかわからないものだ。

巻頭の「はじめに」に対象とする読者は以下のような人たちと書かれている。

  1. 短時間で地学の基本を学び直したい大人へ
  2. 中学地学を短時間で復習したい中学生、高校生
  3. 中学地学の全体を知るために予習したい中学生

中学地学というと範囲が広く、地質から宇宙までをカバーする分野だそうで、できれば地質のところだけを・・・と思ったけれど、章が短く通勤電車の中で読み終えられるという手軽さにも魅力を感じて購入してみた。

このシリーズは、いろいろな分野のテーマを絞った形で一般向けに出版していて、専門外の人が読むにおもしろい本が多い。難点は少々割高感が否めないところである。

読み終わってみると、当初感じたように話題の範囲が広くて物足りない感がすごい。とはいっても、地学の内容を全く忘れてしまっている人はまた違った感想を持つのかもしれない。

書籍データ

書名: 大人のやり直し 中学地学
著者: 左巻 健男
出版社: Softbank Creative
2011年03月25日発行

目次

第一章: 地球の内部と火を噴く大地
第二章: 震える日本列島
第三章: 地層と堆積岩
第四章: 地球をとりまく大気と水
第五章: 日本の天気
第六章: 天体の動きと地球の運動
第七章: 太陽系と宇宙

第一章

地球の構造、プレートテクトニクスの説明からの日本列島に火山が多い理由が語られる。火山岩、深成岩の種類についても軽く触れられている。

地球ダイナモ理論の解説に「まだ詳しい事はわかっていない」と書かれている。つい先日、外殻でジェット噴流が発生している事が確認されたというニュースを思い出した。

第二章

地震が頻発している場所は、地球上で一様ではなく場所的に偏りがある事(もちろん第一章の内容が関連している)、地震に関する基礎的な用語の解説

第三章

地層のできかた、褶曲。ブラタモリによく出てくる、扇状地、河岸段丘、段丘崖、海食崖。

第四、五章

地球大気、低気圧と高気圧、雲の発生から、普段の生活に関係してくる、天気予報や梅雨、秋雨を作る原因の気団、前線の説明。

第六、七章

天文学。

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