今年は金山博物館のフォーラムに参加できなかっただけでなく、渓流釣り解禁前の初掘りもでないまま1/4が経過してしまいました。あっという間です。
更に4月に入ってもまだ雪が降ったりと、日本が今までと異なる気候帯に入りつつあるのでは説にも頷いてしまいそうな今日このごろです。
とはいえ、4月です。週末は20度を超えるとの天気予報を信じて、4月9日の土曜日、初掘りに丹波山村へ出かけてきました。
ところにより桜が満開
自宅を出た時の気温は確か13,4度だったかと思います。ちょっとどうかと思ったのですが、半袖Tシャツ姿で出発しました。それが、車を走らせているうちに肌寒くなってきます。さすが山間部。侮ってはいけません。道の駅に到着した時の気温は、4度でした・・・寒いわけです。
道の駅に植えられている桜は、満開少し手前?な感じでしたが、場所によっては満開でした。やっぱり桜には青空がよく似合います。
到着した5:40頃、まだ太陽が顔をだす前ですけれども空は明るくなり始めています。道の駅では登山者?釣り人?が、出発の準備をしています。しかーし、まだ寒いので、ぼくは少し仮眠です。
初掘りにゴー
仮眠から覚めると8:30でした。すっかり太陽も上がり、空は青空の快晴です。これから午後にかけて気温も上昇していくことでしょう。軽く腹ごしらえしてから出発です。
今年の初堀りなので、まずは新しく盤が出ていないかどうか上流から川の様子を見ながら下ります。
粉すら稀な金場沢ですけれど、この場所が好きなので毎回来てしまいます。膳棚の滝の上はきれいなナメになっていて、暑い日にはナメに座ってボーっとしていると涼しくて幸せな気分になります。お気に入りの場所の一つなのです(砂金は採れませんが・・・
ふと川縁を見ると雪が少しだけ残っていました。4月初旬の悪天候時に1300m付近で積もったという話を聞きましたが、1100m付近でも積もったようです。そんな雪も週末の晴天で消えるのでしょうね。
川を下りながらいくつかのポイントをチェックしていると雪解け水なのでしょうか、川の水量が多めです。そして、新しい盤は見つからず、むしろ埋まっていく傾向があるように思えます。今年もあまり砂金が採れない年になりそうな予感がプンプンします 🙁
いつも工事車両が停まっていた旧余慶橋に誰も居なかったので、じっくりと見学してきました。昭和36年というと1961年だから、60年以上前です。60年もたつとこんなに苔むすのですねぇ。この余慶橋脇(この欄干とは道を挟んで反対側)に、小常木へ通じる登山道があって、行ってみようかな?と軽く入ってみるといきなり上り坂だったので・・・引き返しました。小常木に砂金は無さそうな雰囲気ですし・・・
この余慶橋の少し下流に不動滝があります。通るたびに見えるかな?と気にしているのですが、今回も見えませんでした。水量が少ないのと、夏になると木が茂ってしまい隠されてしまうんですね。今の季節が丁度見やすい時期ですので、そのうち見られるといいなぁ。
天気が良すぎて日向にいると暑いくらいです。水の中は気持ちよさそうだなーとメガネ装備で入ってみると超冷たい。夏のように手袋無しで掘っていると手が真っ赤になってしまいました。
なんとか一粒つまめたので一安心。お湯を沸かして珈琲タイムです。ふと視線を上げると桜が綺麗に咲いていました。普段、家に引きこもっているので自然の中で寝転がっていると癒やされます。
温泉タイム
川に浸かった後の温泉は格別です。まだ明るいですが、道の駅に向かいます。
いつも通りの天ぷら盛りそばを食べてから、閉館まで温泉を楽しみました。
今の時期の閉館時刻は19:00です。19時だとまだ薄明るいのですね。道の駅たばやまとのめこい湯をつなぐ吊り橋「ふれあいの橋」からみた夜空が美しいです。
(いつも通り)あまり砂金は採れなかったけれど、2022年初掘りを楽しめて良い一日でした。