北朝鮮でゴールドラッシュ!?

最近のぼくの仕事内容は、一般的にインフラエンジニアと分類されるのですが、ここ数年は流れが変ってきて、インフラエンジニアでもプログラムを書けないとお話にならないという風潮になりつつあります。

そんなわけで、少しずつ自分用ツールを書く事でプログラムを覚えようとしています。いくつか書いた物の中に「設定したキーワードで定期的にGoogle検索を行い、結果をHTMLに出力する」というツールがあります。

仕事の空き時間などにいじっているのですが、今は、6時間おきにGoogle APIを叩いて24時間以内に更新されたページの検索結果を取得しています。

もちろん、「砂金」というキーワードでも自動検索を実行していて、隙間時間にチラチラと検索結果を眺めています。

北朝鮮でゴールドラッシュ!?

今日もコマンドを投入して結果が出るまでの待ち時間に、検索結果をチェックしていると、「北朝鮮でゴールドラッシュ」という文字列が目に飛び込んできました。

<北朝鮮内部>突然の黄金ラッシュに沸く 住民と当局者入り乱れて取り合い(Yahooへのリンク)

今の時代に、「河川で砂金が大量に発見され」る事があるの?と疑問に思いつつ読み進めると、ダム建設のために大規模な「川干し(*1)」のような事を行ったのですね。

(*1) うちの本家のある地方では、川の流れを変えることで淵を孤立させ、魚を捕まえる方法を「川干し」と呼んでいました。ほかの地方では何と呼ぶのかは知りません・・・

富士五湖の一つである、「本栖湖」の底には周辺の川から流れ込んだ砂金が堆積していると言われています(埋蔵金を沈めたという伝説もあり)。この本栖湖の水をすべて掻い出して、湖底の堆積の中から砂金が大量に出た!というようなイメージでしょうか。

川底に堆積した砂金を取り尽くしたら新しい供給は期待できそうにないではないでしょうか。もしそうならば、ゴールドラッシュと呼ばれるような現象は、すぐに鎮静化するかもしれませんね。

含有量が少なすぎじゃ?

記事には疑問もあります。「川底の砂1トンから2グラムも金が採れるそうで」と書かれているのですが、日本の菱刈鉱山では、それ以上の含有量です。
「菱刈鉱山の金鉱石は、鉱石1トンあたり、約30〜40グラムの金を含んでいます。」(菱刈鉱山のココがすごい!より)

砂金という形である程度の塊となっているので、見つけられたらラッキーという程度なのかな?よくわかりませんね。

Yahoo Newsではない、別ソースを探しても検索にかかりません。うーん。。。

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