赤色立体地図を無料でダウンロードできる!

(2018.06.08 追記)
国土地理院地図で赤色立体地図の表示がサポートされているので、説明記事を書きました

NHKで放送している、ブラタモリという番組をご存知でしょうか?

タモリが毎回異なる街をあるテーマに沿って紹介/解説していく番組でわりと視聴率も良い人気番組だそうだ。ご存知タモリはマニアックな趣味の持ち主で(HAMである事はわりと知られている)地形や地質など普通の番組ではあまり取り上げられない事をうれしそうに語るのを観ているのが面白い。

金沢の回では、砂金採りにも挑戦していました。

さて、このブラタモリで地形を解説する時に頻繁に登場するのがこの「赤色立体地図」である。特徴は、地形の凹凸がとてもよく分かる。という事につきると思います。

番組の中で力を発揮していた回は、青木ヶ原樹海の中で直線上に並ぶ噴火口を探す時。通常ならば、深い森の中で上空からの通常の航空写真では判別できない火口跡がこの「赤色立体地図」ならば、はっきりと浮かび上がるのです。

赤色立体地図を無料でダウンロードできる!?

会社のお昼休みにボーっとニュースサイトを巡回していると、「赤色立体地図を無料配布中」というタイトルが目に入ってきました。えぇぇぇ。とサイトへ飛んでみると、混み合っていてWebPageもなかなか開かない状態でした。(※今は素早く表示されます

RRIM10_2016無料 (地図専門のショッピングサイト「マップショップ」)

軽く使用許諾書を読んでからダウンロードです。日本全国カバーされていますが、分割されているので、調べたい場所を確認してからダウンロードしましょう。

ぼくはもちろん丹波山村周辺を見たいので5338番をダウンロードしました。大体120MB位とかなり大きいです。

いよいよお楽しみタイム

大きい画像を開いてみると…

感動的です。個人のWebPageに載せても問題ない(第2条-6)そうなので大きい画像から丹波川、一之瀬川周辺を切り出して載せてみます。

画像下部を東西に丹波川がはっきりとした谷を形成し流れているのが分かります。一ノ瀬川が合流する所は、一ノ瀬林道の工事で山肌を削った部分がくっきりとエッヂになって現れています。一之瀬高橋、一ノ瀬、二ノ瀬にかけて平地ができているのも確認できるし、昔は街へ出るのに犬切尾峠越えルートが主だったというのも頷けます。

載せた画像では切れてしまいましたが、三重河原の少し上流に黒川金山へ続く谷も見ることができます。ぜひ全体画像をダウンロードしてじっと眺めてみてください。

よく知っている場所をこのような形で見ると、何時間眺めていても飽きませんね。週末は画像を眺めて終わってしまいました…天気は良かったのですが、まだどうも花粉症がおさまっていないのです…

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